日本年金機構が個人情報125万件流出

【発生時期】

2015年5月28日

【炎上概要】

2015年5月8日と18日に職員がメールの添付ファイルを開いたことによりマルウェア感染した。また、内閣サイバーセキュリティセンターが8日に厚生労働省を通じて、日本年金機構に対し不正アクセスの疑いがあると指摘したものの、日本年金機構は感染したと思われる端末を隔離したうえで、セキュリティ会社から「ウイルスを検知するパターンファイルを更新した」との報告を受け、事態が収束したと判断していた。さらに、6月1日に行われた発表会見の4日前の5月28日には2chで「ウイルス感染した」という趣旨の投稿があり、29日にも「月曜日にはウイルス感染を公表するのかな」などの投稿があった。この事件により、流出した個人情報は125万件に及んだ。